hibana

憂鬱な昼下がりの布団の中から、愛を込めて。

Re:sea

 

‪、

 

前髪切るのいつも忘れちゃって毎朝うまく巻けないし、どの服着てもテンションあがんないし、ともだちと会う約束をする気にもなれないし、どの音楽も耳障りで止めちゃうし、食べたいものが思い浮かばなくて惰性で買ったコンビニ弁当はむなしいし、明らかな上辺で進むグループラインはキモいし、くたくたの脳みそでシフトを組むのはとても難しいし、贈るはずだったケーキをひとりで平らげることと孤独はよく似ていて、わたしはなんだか最近 うまく泣けない。

 

誰でもいい誰かに聞いてほしい話がたくさんあるのだけれど、その 誰か に該当する人間がひとりも思い浮かばない。膨大な不安。漠然とした不安。不安がからだの90パーセントを占めたダメでがんばれないわたしのこと、誰かいっきに、ばびゅんと救ってはくれないだろうか。

 

 


頼ることと人任せは実質同じなはずなのに、なぜだかわたしだけ、世界でわたしだけが わるいことをし続けているような、そんな気分になる。 

 

 

きみの前で泣ける女の子がいちばんかわいい。きみの前で病める女の子がいちばん尊い。きみの前でなんにもなれないかわいくない且つ尊くないただのわたしは、どうしたら。どうしたらうまくやっていけるんだろう ね、

 

 

 

 

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