hibana

憂鬱な昼下がりの布団の中から、愛を込めて。

音楽とか対話とかわたしが大切にしたい景色以外この世に本当のことは何もない。ひとつもない。きみに大好きな人ができたとしてもそれは絶対に真実の愛じゃないし、いまは週末を楽しく過ごせていたとしてもそれは一時的でいつか必ず終わる幸福でしかない。自信を持って言おう声を大にして言おうとびっきりの笑顔で言おう、きみは幸せにはなれない。幸せになんかなるな、なれない、なるな。きみはきっと長生きしてこの気持ち悪い世の中に居座り続けることになるんだ。誰よりも生きて大切な人がたくさん死んでいくのを見届けたあと病で生きてるか死んでるかも分からないで死ねないまま延命され続けるしかないんだ。だから大丈夫、気にする必要はない。

まだこんな風に思わないとわたしは自分を保てない、一生かけても許すことができない。同じにおいを嗅いだときには気持ち悪くて立てない。わたしは、どうしてわたしが、いつになればわたしは、