hibana

憂鬱な昼下がりの布団の中から、愛を込めて。

秋 れる、らめる

 

 

頭にババロアしか詰まってない女の子のために割く時間やたいせつだと思う感情は もうこれ以上は無駄なことなんだと気付きました、ので、きみはきみの好きなように、ずっとなりたがっていた猿にでもなったらよいのだと思います。

簡単に嫌いになったりはしないけど、ふつうに軽蔑してる。

 

 

 

熱がぜんぜん下がんなくてまた欠席増えちゃったり

DAOKOも助けてくれるなんて大間違いって歌ってたり

普通の女の子になりたいと言ったアイドルのニュースを見てあたしだって普通の女の子になりたいよって思っちゃったり

毎日泣きたくなるようなことばかりで、なんかもう逆に笑えてきちゃう。

だいじょうぶって言ってくれる優しささえも今は受け取っても多分たいせつにできない、そのくらいの余裕もない。でも前に進まなくちゃいけないだなんて、むずかしすぎるよ、できないよ、

 

 

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最近は感情が散乱している。

 

電気を消した真っ暗な部屋をさぐりさぐり歩いていて何かで脛を打った。たったそれだけのことなのに涙が出た。全部が嫌になって全部が悲しくてわんわん泣いた。痛い、痛い、痛い。

いま痛いのは打ったところよりも何よりも心で、この痛みの解消法を幼いあたしはまだ知らない。

終わりが見えないっていうのは正直超超超超苦しくって、狂おしい。

 


この先あたしちゃんと生きていけるのかな。変われるのかな。あなたが無意識にかけた呪いのような愛とうまく付き合っていけるのかな。

とか、いまさら真面目に考えたりしたって、意味ないのに。

あたしはこのままいびつなあたしで生きていくしかないってのに、すこしばかり期待をしてしまっていて恥ずかしい。

 

 

 

泣きながら考えていて気付いたけど、夢を見ることと現実から目を逸らすことは違うみたい。あたしずっと勘違いしてたね。表面張力のおかげでなんとか立っていられるようないつだってギリギリの人間に、キラキラした道なんて歩めないよ。仕事なんてできないよ。恋愛なんてできないよ。生活なんてできないよ。生きる なんて、

 

 

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2018.06.17

 

女でいたくない女の体が気持ち悪い

女のことをタンポポの綿毛よりも軽い軽い軽いものとして扱う人間が気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い

あたしたち人間なんですけどって話

過度にそういうことを主張する人間もそれはそれでどうかって思っちゃうし、被害者意識が強いとか何とか言われがちだから結局黙ってるしかないんだけど おまえら一生ゆるさないからなって気持ちで生きてるよいつも。

 


彼氏の有無じゃなくて彼氏が怒りそうだけどご飯行かない?っていう誘い方して有無を知ろうとしたりする小賢しさも、当時高校生だった私にいくらでやらせてくれる?って二人きりのときに聞いてきた元バイト先のジジイの良識のなさも、容姿端麗な女の子をただ褒めただけでレズビアンなの?って笑って聞いてくるクラスメイトの軽率さもエトセトラエトセトラエトセトラエトセトラエトセトラもぜんぶぜんぶ、こんな身体に産み落とされてしまったせいだって思ったら、そりゃ呪うしかないじゃん

 

 

 

 

 

 

 


付き合いの長い友人の冗談、何にも面白くもなくて、ひたすらにおまえも他の男と同じでそういうことを言うのかよって感情しかなかった。

嫌だったとあとになって伝えたら「配慮や理解が足りなかった、ごめん」って、

おまえは意識的に生きてなくちゃそうやって簡単にきもいことも言ってしまえる人間だったんだなーって。

 

 

 


嫌いだよ、ぜんぶ。

ぜんぶ、だなんて 19年しかまだ生きてないのに全てを知った気になって全てを拒もうとしてる自分のことも嫌いだよ。わけわかんなくて馬鹿みたいだよ、泣いてしまうよ。

 

 

 

あと数時間であたしは20歳になる。心と体のバランス、ぜんぜんうまく取れないのに 20歳になってしまう。きもちわるいよ、ぜんぶ。

 

 

 

 

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欠伸

 


コーヒーもワサビも平気になっちゃったことが、つまらない。

 


「苦手なんです」って顔をしかめると、それを聞いた大人は必ず「子供だなあ」って あたしを見て笑った。あたしはそれがすきだった。

「子供じゃないです」って言い返しながらまんざらでもない表情をしてたのは 子供扱いされることが嬉しかったからなんだ。

 

甘やかされているような気がして、許されるような気がして、だから、すきだった。

 

 

 

 

まだ子供でいたい。ずっと子供でいたい。戦いたくない。そんなに強くない。強くなんてなれないし、なりたくない。

 

 

 


ブックオフで漫画を売るとき、もう保護者のサインは必要ないとか、ぜんぜん喜べないよ。

夜の街を歩くとき、キャッチに「未成年なんで」って断るのが嘘になるとか、ぜんぜん楽しくないよ。

歳なんて取りたくない。若いねってちやほやされたい、若いのに偉いねって褒めてほしい、あたしのこと保護してほしい、誰や何かにずっとずっとずっと守られていたい。

弱くても良いって言ってよ。ひとりじゃ立てなくても怒らないでよ。ダメでバカでどうしようもないあたしのこと、見放さないでよ。可哀想だなんて思ったりしないでよ。あたしよりあたしのこと、信じてあげてよ。ねえ、こっち向いてちゃんと聞いてよ。あたし、おとなになるのがこわいよ。

 

 

 

 

深夜3時、そんなことを考えながら 欠伸をした。

 

 

 

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誰にも分かって欲しくないから日記に書かないしあわせ。

 

何でもかんでも秒単位で誰にだって見せちゃう自慢しちゃう、知ってほしいと思っちゃうようなきみには、きみたちには、あたしの大切はひみつだよ。内緒にしておきたい自分だけの記憶の愛おしさをこのままずっと理解できずにいてほしい。誰にも分かって欲しくない。分からなくていいよきみは。

 


インターネットに侵食されているきみたちはきっと、分からないまま、死んでゆくのだ。


でもそれでいい、それがいい。あたしだけが知っていることの優越感をこのまま味わっていたい。

こんな最低なこと思うような人間に育っちゃってほんとうにごめんね。

 

 

 

 

 

 

とか嘘、悪いことだなんて 思ってないよ。

 

 

 

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