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女でいたくない女の体が気持ち悪い
女のことをタンポポの綿毛よりも軽い軽い軽いものとして扱う人間が気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い
あたしたち人間なんですけどって話
過度にそういうことを主張する人間もそれはそれでどうかって思っちゃうし、被害者意識が強いとか何とか言われがちだから結局黙ってるしかないんだけど おまえら一生ゆるさないからなって気持ちで生きてるよいつも。
彼氏の有無じゃなくて彼氏が怒りそうだけどご飯行かない?っていう誘い方して有無を知ろうとしたりする小賢しさも、当時高校生だった私にいくらでやらせてくれる?って二人きりのときに聞いてきた元バイト先のジジイの良識のなさも、容姿端麗な女の子をただ褒めただけでレズビアンなの?って笑って聞いてくるクラスメイトの軽率さもエトセトラエトセトラエトセトラエトセトラエトセトラもぜんぶぜんぶ、こんな身体に産み落とされてしまったせいだって思ったら、そりゃ呪うしかないじゃん
付き合いの長い友人の冗談、何にも面白くもなくて、ひたすらにおまえも他の男と同じでそういうことを言うのかよって感情しかなかった。
嫌だったとあとになって伝えたら「配慮や理解が足りなかった、ごめん」って、
おまえは意識的に生きてなくちゃそうやって簡単にきもいことも言ってしまえる人間だったんだなーって。
嫌いだよ、ぜんぶ。
ぜんぶ、だなんて 19年しかまだ生きてないのに全てを知った気になって全てを拒もうとしてる自分のことも嫌いだよ。わけわかんなくて馬鹿みたいだよ、泣いてしまうよ。
あと数時間であたしは20歳になる。心と体のバランス、ぜんぜんうまく取れないのに 20歳になってしまう。きもちわるいよ、ぜんぶ。