hibana

憂鬱な昼下がりの布団の中から、愛を込めて。

エンドレスダンス

 

ともだちが自殺未遂をした。

 


深夜2時、あたしは彼女の居所を探した。タクシーを降りたあと 走り回りながらあたしは、泣いた。冷たい外の空気がそうさせたのかもしれない。全力疾走は息が苦しかった。口の中に鉄の味が広がった。現実味がなくて困った。ただただ悲しかった。心が、痛かった。 でも、今、誰よりも何よりも傷付いているのは 彼女だった。


電話越しに生きたいよって絞り出したあなたの声、あたしきっと忘れられない。

 

 

 

 

 

 

生きるって、超せつない。

 

 

 

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